2011.10.06
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担当:
大久保依美
芸術の秋!! ということで、今回はみなさんに私が最近大注目している美術館をご紹介したいと思います。
ですがその前に、ひとつ質問をさせてください。みなさんの町に美術館はありますか?私が今回ご紹介させて頂く美術館は、高知県の黒潮町という町にあります。黒潮町には、美術館という建物自体はありません。その代わりに美しい砂浜が美術館なのです。砂浜に生きる生き物、貝殻、流木などそこにある全てが作品という考えのもとうまれました。先ほどの質問に「No」で答えた方の町にも実は素敵な美術館が眠っているかもしれないですよね。
砂浜美術館では全国からデザインを募集して、そのデザインをプリントしたTシャツを砂浜に干すというTシャツアート展を行っています。毎年全国各地から約1000点もの応募があり、1000枚ものTシャツがゴールデンウィーク中に、この砂浜美術館でひらひらします。この「ひらひらします」という言葉はTシャツアート展のコンセプトです。Tシャツアート展開催後、Tシャツはデザインを描いた方のもとに届きます。自分のデザインが潮風や日の光をたくさん浴びたTシャツになって届くなんて、きっと大きな感動をあじわえるでしょうね! 最近ではTシャツたちが黒潮町を飛び出してモンゴルやハワイでもひらひらし、たくさんの人に素晴らしい感動を届けています。
そんな砂浜美術館で宮城県の気仙沼を応援する「かきくけこ計画」がスタートしました。黒潮町と気仙沼は「カツオ漁」で長い付き合いがある町同士です。しかし、気仙沼は3月の東日本大震災で甚大な被害を受けました。そこでTシャツアート展の風景から多くの笑顔や感動を気仙沼で生み出そうとこの企画が始まったそうです。
私も今回「かきくけこ計画」に参加してみました! 白いTシャツの裏面にカツオの絵が描かれていて、それに思い思いの色をつけていきます。布用のクレヨンで色を塗り、上からあて布をしてアイロンをかければ色が落ちなくなるんです。この布用のクレヨンも砂浜美術館事務局の方が貸してくださるので、持っていなくても大丈夫ですよ。この完成したTシャツの表面に気仙沼の子供たちが描いたデザインがプリントされ、いつか復興した気仙沼でひらひらするんです。気仙沼で子供達のデザインと私達のカツオが一緒にひらひらする日が一日でも早く来たらと思います。
「かきくけこ計画」の詳細は砂浜美術館のHP (http://sunabi.com/)にあるのでのぞいてみてください。「かきくけこ計画」はまだまだ続いています! みなさんもこの秋にぜひ「かきくけこ計画」に参加してみてはいかがでしょうか。
写真提供:砂浜美術館

WRITER PROFILE
大久保依美
慶應義塾大学4年生。チアリーディングと地域活性化を頑張っています。実際地域で活動してきて、たくさんの地域がもつ資源や魅力を発見してきました。地域の素敵な物を女の子に知ってもらって、女の子も地域ももっと元気にしていく事が目標です。