2012.01.25
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担当:
DIME編集部
恥ずかしさから進んで打ち明ける人は少ない「痔」だが、悩んだ経験を持つ人は実際かなり多い。「切れ痔」は文字どおり、便の硬さから肛門が切れてしまう疾患。便秘症の人ほどなりやすいが、意外なことに若い人ほど自覚する人が多い。これは、肛門が切れるには筋肉に張りが必要なため、年を取るほど減少傾向になるためだ。よって、切れ痔になったら、まだ筋肉が若いと胸を張ってもいい(笑)。「いぼ痔」は、いぼ(静脈瘤)が肛門の内や外にできる症状。「痔ろう(あな痔)」は、肛門周辺に穴が開いて膿が出る疾患だ(想像するだけで怖い!)。
痔の原因は、便秘やトイレでの「いきみ」、血行不良など様々。ナポレオンや松尾芭蕉、夏目漱石といった歴史上の人物もひどい痔に悩み、紀元前の文書にも痔の治療について記録されているという。ある意味で痔は、人間が直立2足歩行を始めた時からの宿命といえそうだ。おしりが心臓より低い位置になったため、肛門付近の静脈の圧が高まり、静脈瘤ができやすくなった。その証拠に、4本足で歩く動物に痔は見られないという。
さらに現代は、食生活の変化や運動不足、ストレスといった環境も痔の増加につながっている。特にこれからの季節、寒さから血流が悪くなりがちだし、忘年会などの暴飲暴食、忙しさからくるストレスも、痔になる可能性を高めるのだ。
おしりに異変を感じた人の情報源ナンバー1は、やはりインターネット。製薬会社、お医者さん、薬局などの専用サイトも多数存在する。正確な情報を仕入れて、早めに対処することが最善の道だろう。
出典:株式会社QLife『「痔の治療」大規模患者調査』(2011年4月~5月実施)、DATA(1)(2):大正製薬調査(2010年3月実施)。
取材・文/小口覺

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