2011.02.10
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担当:
吉輝
最近、オーディションをいくつか受けているのですがなかなか受かりません。
オーディションではだいたいすることが決まっていて、自己紹介→質疑応答→台本がある場合は演技、ない場合は題を出していただき即興演技、となっています。
やはり難関は演技です。五人一組で会場に入る。というのが多く、他の方の演技を生で見ることが出来ます。「椅子に座って本を読むシーン」という演技のときでは、自分はそのまま椅子に座って演技をしました。しかし、他の参加者の人たちは、ただ椅子に座っているだけではなくて、立って腕を大きく使ったり、歩きながら演技をしたりとバリエーションに富んでいました。
ただ椅子に座っているシーンだけでも、自分の考えの狭さを実感するとともに勉強になります。でも感心しているようではまだまだです。
オーディションの後、仲良くなった俳優さんに「どんなことを考えて演技しているんですか」と聞いてみると、「自分にしか出来ないと思う事を考えて、その事を演技の中に入れるようにしてるよ」とアドバイスして頂きました。自分にしか出来ないこと、自分らしさって何だろう? 考えれば考えるほどわからなくて、「自分にしか出来ないこと」だから人に聞いてもわからないし、どうしよう......。
そんな時、友達がワークショップというものを紹介してくれました。ワークショップとは、体験型講座を指し、監督さんや演出家さんが講師となり演技指導をして頂く場です。
自分は考えるより動いているほうが性に合うので、参加してみることにしました。
某有名監督さんが講師でのワークショップで、会場は都内のホール、15人で2日間の開催でした。監督さんからの挨拶の後、二日間の予定の説明を受け、薄い台本を渡されました。内容は1人芝居で、「感情の起伏の激しい殺人者」という設定。1日目は台本の説明を受け、「おのおの考えて2日目に表現してください」という監督の言葉で終了しました。
家に帰り台本を読みましたが、さっぱりわかりません。もちろん体験もできないし、見たこともない。想像してみても何となくしかわかりません。なので、呼んで最初に思った「暗い」という印象を大事にして演じることに決めました。"奇声を上げ、奇行に走るのですが、どことなく暗い。"を大事にして演じてみよう!! そう思い2日目に望みました。
2日目、自分の番になり、昨日の考えで演じました。演じ終わり、監督さんから「奇声の上げ方が思い切ってないように見えたんだけど、どうして?」と聞かれ、「暗い自分が我慢できなくなって、自分を変えたいと思った結果、奇声を上げてしまうと考えたため、あくまで"暗い性格"は大事にしたいと思いました」と答えたら、「なるほど」と言われ自分の番は終りました。
今回は、役の事を必死に考えましたが、自分らしさは今ひとつ考えられませんでした。
最後に個人面談があり監督さんに、声の大きさ、活舌を注意していただきました。そしてディスカッションしながら演技を振り返りました。
「最後に質問ある?」と聞かれたのでチャンスと思い、自分らしさについて聞いてみました。すると「そんなもん考えなければいいんだよ。自分で考えたのならそれが自分らしさだと思うよ。だから、"らしさ"より"自分の特徴"を生かさなきゃ。今日、私がいった質問に答えられたのが自分らしさじゃないの」とご助言を頂きました。
なるほど!! 確かに、今までは体の動きのない演技が多かったです。自信がない事も影響していたのかもしれませんが、大きく動くことを考えていなかったです。
次の目標は、演技の幅を増やしながら自分の特徴である、"大きな体を生かした演技をする"に決めました。スキルアップできるように頑張ります。

WRITER PROFILE
吉輝
1989年9月5日、群馬県前橋市生まれ。
DIME編集部のアルバイト、某大学の法学部3年生。小学校から大学1年まで野球に打ち込むが、夢破れて芸能界に興味を持つ。現在、モデルの修業中。DIME本誌のほか、DIME Men's Beauty 男前でいこう!などに出演。好きな言葉は、一期一会。