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地方生トレンド ライフスタイル

2011.02.19

徳島のミキティ鍋にゴックン

担当:
野添ちかこ

 各地でご当地鍋やB級グルメが花盛りですが、今年デビューのお鍋がコレ! 徳島県・にし阿波地域の「お美姫鍋(おみきなべ)」です。

0219-02omiki-s.jpg 一見、普通のお鍋のように見えますが、だしのベースに日本酒を使っているのがポイント! 最初はお酒のにおいも感じますが、ぐつぐつと沸騰させていくと、アルコール分は飛んでしまうので、お酒のにおいはほとんどしません。食べると、ほんのり甘くて、こくのあるやさしい味。地元の蔵から届いた日本酒と味噌と醤油を絶妙なバランスでミックスしたスープは、おいしいのでそのまま飲みたいくらいです!


 このスープに、1.阿波ポーク、2.生しいたけ、3.祖谷の石豆腐、4.祖谷のこんにゃく、5.そば米を入れた一口サイズの餅巾着、6.人参、7.大根、8.ごぼうなど根菜類といった、祖谷・大歩危でとれる8つの食材を投入します。

青豆の石豆腐ほんのり緑がかった青豆の石豆腐

大歩危峡まんなか 1月28~29日、私が「峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか」に宿泊したときには、ほかに白菜や大根、ねぎ、春菊など、新鮮野菜がたっぷり入っていました~♪ こんなに大量のお野菜を食べる機会もめったにないので、得した気分になります。

若旦那の大平修平さん
若旦那の大平修平さん。お嫁さん募集中!

 日本酒に含まれる米麹のコウジ酸は、細胞の老化を防ぐアンチエイジング効果もあるそうですよ。ちなみに、この鍋のネーミングは「御神酒」を文字った「お美姫鍋」で、「この鍋を食べることによって、美しい人(美姫)」になってほしい」との願いがあるそうです。

 「お美姫鍋」開発に取り組んだのは、「大歩危・祖谷いってみる会」(植田佳宏会長)と「にし阿波観光圏」 (徳島県・三好市、美馬市、東みよし市、つるぎ市の4市の26団体が組織)。一昨年~、試作品を作って研究を重ね、2011年1月~お客様への提供を開始したばかりです。現在は大歩危・祖谷の5軒の旅館と食事処数軒の計10数軒で提供中。今年は2月いっぱいまで味わえます。


 日本酒を使った鍋料理としては、東広島の「美酒(びしょ)鍋」が有名ですが、「美酒鍋は、沸騰させて汁がないですが、『お美姫鍋』はたっぷり汁が入ったお鍋らしいお鍋。アルコール分は飛ぶので酒臭くなくて、食べやすいですよ」と大歩危・祖谷いってみる会の植田佳宏会長。
今後はご当地鍋として定着させ、1月~2月の冬期シーズンに提供していく考えです。

 まだまだ寒さが続く2月。
日本3大秘境の一つ・祖谷のかずら橋を渡り、うだつの町並みを歩き、大歩危・小歩危の断崖絶壁を眺めつつ、あったかい温泉とお美姫鍋で体を温める旅はいかがでしょうか?

 同エリアでは2月26日、お美姫鍋にも協力している3つの酒蔵(今小町酒造、三芳菊酒造、芳水酒造)を開放したり、地酒の試飲会を行なう「第12回四国酒まつり」を開催予定です。 前夜祭の25日には、「峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか」で、大歩危・祖谷の5軒の宿に宿泊した人を対象にした、6つの酒蔵の日本酒飲み放題、阿波踊り・祖谷粉ひき節の伝統芸能披露などが行なわれます。

●問い合わせ
大歩危・祖谷いってみる会事務局(ホテルかずら橋内) TEL 0883-87-2171
峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか TEL 0883-84-1216

WRITER PROFILE

野添ちかこ

温泉と宿のライター。業界新聞の記者を経てフリーの温泉ライターに。NEC BIGLOBE温泉で『お湯の数だけ抱きしめて』(http://onsen-blog.travel.biglobe.ne.jp/)連載中。7名の女性トラベルライターが旅情報を発信する『旅恋どっとこむ』(http://www.tabikoi.com/)のメンバー。

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