2011.08.13
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担当:
カーツ佐藤
●松江で待つえ!! その2
この松江城、実際に城郭の中に入ってみるのも素晴らしいが、もうひとつ、この松江城ならではの楽しみ方がある。
堀川めぐりだ!
それがどんなものか、まず写真を見てもらいたい。
そうです。松江城のお掘を舟で巡るワケです。
いいですよ、これ。船頭さんがガイドしてくれながらのツアーなんで、松江城と松江の歴史が乗ってるだけでわかるし、堀に浮かぶ鴨なんて寄ってきちゃってね。
かわいいでしょお。
「オ~鴨、鴨!」
なんて心癒されてると、こんどは暗渠みたいなところを潜り抜けたりしてェ......


なんともアドベンチャーを味わったりしつつ、最後はドーンとお掘から見る松江城!!
これがいいッ! 一周約50分。予約なんぞしなくても、大人1200円、子供600 円で、市内3つの乗船場所から15分間隔で、どんどん船がでております!
詳しいインフォメーションは、
http://www.matsue-horikawameguri.jp/
実は松江にはもうひとつ、とんでもなくお勧めのクルーズがある。
知ってましたか、みなさん。松江の宍道湖に沈む夕陽は、日本一の夕陽と呼ばれているっていうことを! おかげで日暮れ時の宍道湖湖畔は、その夕陽を見ながらロマンチックな時を過ごそうという、ま、オレにいわせれば、
「コンチクショー!!」
なカップルだらけなんですが、もうそんなコンチクショーカップルは、特にこれ乗っちゃってください! 宍道湖観光遊覧船『はくちょう』でございます!
1日6便の宍道湖をグルッと巡る観光遊覧があるんですが、特にご注目いただきたいのが最終便のサンセットクルージング!
これはその日その日の、日の入り時刻に合わせて出航が設定されておりまして、天気さえよければ、日本一の夕陽がバッチリ見えると、こうなっております!!
さっそくワタクシ、一人で乗ってまいりました! 再度いうけどコンチクショー!
松江市内を流れる大橋川の乗船場から、宍道湖目指して船は進み出しましたッ!
夕陽もいい感じで暮れてきておりますよ。これで船が宍道湖に出たら、いったいどんな情景になっちゃうんでしうか!>
突然雲が出て来てしまいました...。残念! コンチクショーなアベックたちにたいしては、溜飲を下げる部分もございましたが、オレのそんな気持ちが雲を呼んだのか!
たまにはこういうこともございましょうが、賢明なるデジタルダイムの読者の皆々様におかれましては、オレのようなひがんだ野郎も乗船してないでしょし、きっと素晴らしい夕陽が堪能できるでしょう。
ま、その夕陽が見られなくても、充分素晴らしい遊覧が楽しめるし。あ、カップルでなくてもお勧めです......って今回、本当にお勧めの情報しか記事にしてないんだけどさ。
さて~ッ!! 観光のお勧め情報といえば、忘れてならないのは当然グルメ情報ってことになっております、昨今のマスメディア!!
もともと松江といえば"宍道湖七珍"という、名だたる伝統的食材があるワケですよ。一応、宍道湖七珍書いておきますと、スズキ、シラウオ、鯉、ウナギ、モロゲエビ、アマサギ、シジミの7ツね。
これはもう別格として置いておいて、今回オレが松江で推したい伝統的郷土食が、こちらでございます『ぼてぼて茶』!!
最初はその"ぼてぼて茶"というなんとも奇妙なネーミングに心引かれて食べたといいますか飲んでみたんですが、これが素晴らしい!
茶せんで泡立てたお茶、普通は茶せんは抹茶にのみ使いますが、なんと番茶を泡立てたものに、おこわ、タクアン、あられ、黒豆、そして高菜を、ジャポンと入れて、一緒に飲んじゃうという代物!
なんとも一瞬ジャンクな香りがいたします。かつてまだ出会ったことのない、これが伝統的ジャンクフードってヤツ!? と思いきや、これが違った! むしろ逆! 伝統的健康食といいますか伝統的健康飲料といってもいい、いや断言していいよ、これ!!
当日暑かったワケです。汗もかきますよ。そんな汗で失われたミネラル分を漬物類が、おこわはカロリーを、黒豆の糖分が脳へのエネルギーを、お茶の水分と一緒に体に取り入れさせてくれるワケですよ。
本当に、これ飲んだらヘトヘトだった体が元気んなったもん。聞けば、奥出雲での"たたら製鉄"に従事していた人への、高熱作業中の体力維持の為に考え出されたものらしい。
松江市内色々なところで味わえますが、オレもいただいたお勧めの店が、松江城内の北の丸、稲荷橋からすぐの『へるんの小径』という茶店。
ぼてぼて茶以外にも、ぶぶ団子という、かなり巨大な団子も名物です。
○『へるんの小径』 TEL 0852-23-2008
営10:00-17:00(3月-11 月)10:00-16:00 (12月~2月) 水曜定休(祝日は営業)
伝統的な食べ物の後は、最新の食べ物にございます。
それが松江城二の丸上の段にございます"興雲閣"1階の......あ、この興雲閣という建物も、後の大正天皇が明治時代に御泊まりになられたという、目を見張らんばかりの豪勢なコロニアル式西洋近代建築でして、一見のというか十八見くらいの価値があるんですが、その1階に、開府博期間中『だんだんカフェ』というカフェがオープンしとります。
そこで食べられる『スサノオバーガー』に『宍道湖バーガー』! この二つを松江にきたら、必ず食っとけ!
まず左のスサノオバーガー。ヤマタノオロチをモチーフにしたパッケージの中には、まずバンズがフォカッチャ! そしてメインは大山ポーク。ソースにはトマト、玉ねぎと、そしてパインの角切りが入っております。もともと豚肉には甘めのソースがマリアージュだからさ、パインの入ったソースが大山ポークに本当に合う。
パッケージだけ見ると受け狙いか? とも思うが、カリフォルニアキュイジーヌを彷彿とさせる逸品でした。
そして宍道湖バーガー。メインは宍道湖七珍のスズキのフライ! ってそれだけでもうウマイの決定しちゃったじゃん!! これまた宍道湖七珍のシジミをイメージした黒いバンズは竹炭入り。松江特産のゴボウもアクセントで入り、これぞ松江の新しい味。これをいれて宍道湖八珍にしていただきたいといっておきたい。
○『だんだんカフェ』
12月4日の松江開府博最終日まで無休で営業。 09:00-19:00(LO)
以上の素晴らしいアクティビティやグルメが、松江で待つえ!
もう松江にも明日にもいっちゃう、これぞ是非に及ばずじゃ。

WRITER PROFILE
カーツ佐藤
1963年東京都生まれ。10代よりフリーライター活動をはじめ、30年という無意味に長いキャリアをへて、今も変わらずフリーライター。どんな女性も一目惚れするくらいのとんでもない美男子。(←本人談)
主な著作『受験ホイホイ』『のべつまくなしバカ』『カーツの文章読本』他