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地方生トレンド ライフスタイル

2011.08.13

松江の水辺で夕日を拝んでグルメに酔うのじゃ!

担当:
カーツ佐藤

●松江で待つえ!! その2

前回までのあらすじ〕 

 いままさに島根県・松江市で行われている『松江開府400 年記念博覧会』。数々のイベントが行われるこの博覧会の中でも注目のイベント『レゴ・ブロックで創る、50年後の城下町松江』!
 このために巨大なレゴブロックによる松江城天守閣を制作したアジア唯一のレゴモデルビルダー・直江和由氏。そしてそのかたわらにはなぜかうら若き、和服がミニスカ状態になったかのような衣装に身を包んだ2名の女性!
 彼女たちこそ、開府博に訪れた人を唄と踊りでおもてなしをする"まつえ舞姫隊"のメンバーであった!

 なにはともあれ、また今回も舞姫隊のお二人の写真から! 舞姫隊
 左がリーダーの"らん"さん。右がサブリーダーの"つばき"さん。舞姫隊は全員で8名、その中核のリーダーとサブリーダーがこられたワケである。
 しかし、舞姫隊の普段の活動はどのようなものなんですか?
「夏は松江以外の町に開府博のPRに出かけたりしていますが、9月10日から11月の始めまでは、松江城二の丸下の段の『あっぱれ舞台』で演舞をおこないます! それと本丸にある『あっぱれ茶屋』では、できるかぎり毎日交代で、お抹茶でおもてなししています」
 どうやらステージに上がってパフォーマンスもすれは、一転! 『あっぱれ茶屋』ではお茶を運んできてくれるというなんともありがたいことまでしてくれるということですか。これは男にはたまりませんな。聞けば、この舞姫隊の他に男性版の若武者隊というなんとも骨っぽいグループもいるという。いわば、男女両方向たまりませんな状態ということになるといってもよかろう。なんだか文章が武将口調になってきたようじゃの。うむ、くるしゅうない、是非に及ばず、よきにはからえ!
 舞姫隊、若武者隊、それに開府博の詳しい情報はぜひ、 http://www.matsue400.jp/(音量注意) へ!

 なにしろ松江城って、天守閣への登閣には料金がかかるけど、お城の敷地、松江城では二の丸、北の丸、本丸にはいるのは無料ですからね。ぜひとも二の丸下の段の『あっぱれ舞台』、本丸の『あっぱれ茶屋』にどんどんいってみていただきたい。そして!
 やっぱりここまで入ったら登らないワケにはいかないでしょう松江城天守閣!なにしろ日本中に12しかない現存天守閣のひとつですよ。外観5重、内部6層。
 完成した1611年といえば、関ヶ原は終わってるけど、1614年の大阪冬の陣を目前にした、国内なんとも不穏な空気に包まれた時期ですからね。狭間と呼ばれる弓や種子島用の銃眼に石落なんていう実戦に備えた作りを見ると、歴史マニア、城郭マニアならずともゾクゾクしてきますよ、本当に。
 そしてまた最上階からの眺めが素晴らしいッ!!
これが本当の殿様気分ですよ! 普段は城主って天守閣に住んでるワケじゃないけどさ。そんな天守閣最上階から松江の誇り宍道湖を眺めた写真をど~ぞ。
天守閣最上階から宍道湖を眺めた

 四方開いた窓から入る風も心地よいのお。しつこいようだが、くるしゅうないッ!

○松江城登閣料金 大人/550円 小中学生/280円
http://www.matsue-tourism.or.jp/m_castle/index.html

 この松江城、実際に城郭の中に入ってみるのも素晴らしいが、もうひとつ、この松江城ならではの楽しみ方がある。
 堀川めぐりだ!
 それがどんなものか、まず写真を見てもらいたい。

堀川めぐり そうです。松江城のお掘を舟で巡るワケです。

 いいですよ、これ。船頭さんがガイドしてくれながらのツアーなんで、松江城と松江の歴史が乗ってるだけでわかるし、堀に浮かぶ鴨なんて寄ってきちゃってね。

鴨 かわいいでしょお。
「オ~鴨、鴨!」
 なんて心癒されてると、こんどは暗渠みたいなところを潜り抜けたりしてェ......

暗渠お掘

 なんともアドベンチャーを味わったりしつつ、最後はドーンとお掘から見る松江城!!
 これがいいッ! 一周約50分。予約なんぞしなくても、大人1200円、子供600 円で、市内3つの乗船場所から15分間隔で、どんどん船がでております!
詳しいインフォメーションは、
http://www.matsue-horikawameguri.jp/

 実は松江にはもうひとつ、とんでもなくお勧めのクルーズがある。

 知ってましたか、みなさん。松江の宍道湖に沈む夕陽は、日本一の夕陽と呼ばれているっていうことを! おかげで日暮れ時の宍道湖湖畔は、その夕陽を見ながらロマンチックな時を過ごそうという、ま、オレにいわせれば、
「コンチクショー!!」
 なカップルだらけなんですが、もうそんなコンチクショーカップルは、特にこれ乗っちゃってください! 宍道湖観光遊覧船『はくちょう』でございます!
 1日6便の宍道湖をグルッと巡る観光遊覧があるんですが、特にご注目いただきたいのが最終便のサンセットクルージング!
 これはその日その日の、日の入り時刻に合わせて出航が設定されておりまして、天気さえよければ、日本一の夕陽がバッチリ見えると、こうなっております!!
 さっそくワタクシ、一人で乗ってまいりました! 再度いうけどコンチクショー!
 松江市内を流れる大橋川の乗船場から、宍道湖目指して船は進み出しましたッ!

宍道湖 夕陽もいい感じで暮れてきておりますよ。これで船が宍道湖に出たら、いったいどんな情景になっちゃうんでしうか!>
 突然雲が出て来てしまいました...。残念! コンチクショーなアベックたちにたいしては、溜飲を下げる部分もございましたが、オレのそんな気持ちが雲を呼んだのか!
 たまにはこういうこともございましょうが、賢明なるデジタルダイムの読者の皆々様におかれましては、オレのようなひがんだ野郎も乗船してないでしょし、きっと素晴らしい夕陽が堪能できるでしょう。
 ま、その夕陽が見られなくても、充分素晴らしい遊覧が楽しめるし。あ、カップルでなくてもお勧めです......って今回、本当にお勧めの情報しか記事にしてないんだけどさ。


 さて~ッ!! 観光のお勧め情報といえば、忘れてならないのは当然グルメ情報ってことになっております、昨今のマスメディア!!
 もともと松江といえば"宍道湖七珍"という、名だたる伝統的食材があるワケですよ。一応、宍道湖七珍書いておきますと、スズキ、シラウオ、鯉、ウナギ、モロゲエビ、アマサギ、シジミの7ツね。

ぼてぼて茶 これはもう別格として置いておいて、今回オレが松江で推したい伝統的郷土食が、こちらでございます『ぼてぼて茶』!!
 最初はその"ぼてぼて茶"というなんとも奇妙なネーミングに心引かれて食べたといいますか飲んでみたんですが、これが素晴らしい!
 茶せんで泡立てたお茶、普通は茶せんは抹茶にのみ使いますが、なんと番茶を泡立てたものに、おこわ、タクアン、あられ、黒豆、そして高菜を、ジャポンと入れて、一緒に飲んじゃうという代物!
 なんとも一瞬ジャンクな香りがいたします。かつてまだ出会ったことのない、これが伝統的ジャンクフードってヤツ!? と思いきや、これが違った! むしろ逆! 伝統的健康食といいますか伝統的健康飲料といってもいい、いや断言していいよ、これ!!
 当日暑かったワケです。汗もかきますよ。そんな汗で失われたミネラル分を漬物類が、おこわはカロリーを、黒豆の糖分が脳へのエネルギーを、お茶の水分と一緒に体に取り入れさせてくれるワケですよ。

 本当に、これ飲んだらヘトヘトだった体が元気んなったもん。聞けば、奥出雲での"たたら製鉄"に従事していた人への、高熱作業中の体力維持の為に考え出されたものらしい。
 松江市内色々なところで味わえますが、オレもいただいたお勧めの店が、松江城内の北の丸、稲荷橋からすぐの『へるんの小径』という茶店。
 ぼてぼて茶以外にも、ぶぶ団子という、かなり巨大な団子も名物です。

○『へるんの小径』 TEL 0852-23-2008
営10:00-17:00(3月-11 月)10:00-16:00 (12月~2月) 水曜定休(祝日は営業)

 伝統的な食べ物の後は、最新の食べ物にございます。
 それが松江城二の丸上の段にございます"興雲閣"1階の......あ、この興雲閣という建物も、後の大正天皇が明治時代に御泊まりになられたという、目を見張らんばかりの豪勢なコロニアル式西洋近代建築でして、一見のというか十八見くらいの価値があるんですが、その1階に、開府博期間中『だんだんカフェ』というカフェがオープンしとります。
 そこで食べられる『スサノオバーガー』に『宍道湖バーガー』! この二つを松江にきたら、必ず食っとけ!

スサノオバーガー まず左のスサノオバーガー。ヤマタノオロチをモチーフにしたパッケージの中には、まずバンズがフォカッチャ! そしてメインは大山ポーク。ソースにはトマト、玉ねぎと、そしてパインの角切りが入っております。もともと豚肉には甘めのソースがマリアージュだからさ、パインの入ったソースが大山ポークに本当に合う。
 パッケージだけ見ると受け狙いか? とも思うが、カリフォルニアキュイジーヌを彷彿とさせる逸品でした。
 そして宍道湖バーガー。メインは宍道湖七珍のスズキのフライ! ってそれだけでもうウマイの決定しちゃったじゃん!! これまた宍道湖七珍のシジミをイメージした黒いバンズは竹炭入り。松江特産のゴボウもアクセントで入り、これぞ松江の新しい味。これをいれて宍道湖八珍にしていただきたいといっておきたい。


○『だんだんカフェ』
 12月4日の松江開府博最終日まで無休で営業。 09:00-19:00(LO)

以上の素晴らしいアクティビティやグルメが、松江で待つえ!
もう松江にも明日にもいっちゃう、これぞ是非に及ばずじゃ。


WRITER PROFILE

カーツ佐藤

1963年東京都生まれ。10代よりフリーライター活動をはじめ、30年という無意味に長いキャリアをへて、今も変わらずフリーライター。どんな女性も一目惚れするくらいのとんでもない美男子。(←本人談)
主な著作『受験ホイホイ』『のべつまくなしバカ』『カーツの文章読本』他

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