2011.03.07
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担当:
DIME編集部
VICS対応のカーナビがあれば、渋滞や事故を把握できる。しかし、自分の前方を走るクルマが、故障や事故で緊急停止した場合、後続車へ瞬時に知らせることは困難だ。
それを実現するには、より高度なインフラ整備が不可欠で、設備投資も膨大になる。だが、この問題を解消できる「安全運転支援システム」が、通信機器メーカー、エリクソンから提案され、官民の注目を浴びている。
このシステムは従来のような専用の通信網の代わりに、既存の携帯電話回線を活用することが最大の特徴。カーナビやカーコンピューターに通信モジュールを搭載し、運転の状況を随時サーバーへアップする。
例えば、高速道路を速行中に急ブレーキをかけると、その状況を携帯電話回線を通じ、サーバーへ送信。クルマが事故か故障で緊急停止したと判断し、同じく携帯電話回線を通じて後続車へ警告音で知らせる。
この場合、情報伝達の遅延解消が最大の課題だが、同社は回線を移動通信向けに最適化したシステムを構築。既存の3G回線を使った実験でもアクシデントを起こしたクルマから他車への警告が約0.5秒と非常にわずかな時間だった。
同社は2015年までの実用化を目指している。
●ダイムの読み
既存の通信網を応用できる点は大きな魅力。クルマメーカーやカーナビメーカーによる採用も意外に早そうだ。また、伝送速度が速いことにも注目。今後、接触事故の危険性がある相手車両を察知すると、事故を回避するために自動でブレーキをかけるシステムも実現しそう。高速道路での重大な事故は激減するはずだ。

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