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新製品リアルレポート 新製品

2011.12.06

ソニー『Reader』 vs アマゾン『Kindle Fire』どっちが買い!?

担当:
DIME編集部

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左:ソニー『Reader』 右:アマゾン『Kindle Fire』

 ソニー『Reader』に待望の通信機能が搭載された。これにより、直接ストアにアクセスし、コンテンツの購入が可能になった(従来モデルではPCで購入しUSBケーブルでの転送が必要)。新製品は2タイプ、Wi‐Fiモデルと3G+Wi‐Fiモデルが用意され、ともにWebブラウザーを搭載。モノクロ画面ながらWebページを閲覧する、"ちょいWeb端末"になるのだ(モノクロでもニュースやメールのチェックなら支障なし)。 3Gの接続料金は、月額580円で使い放題のコースと、「Reader Store」のみ利用できるコース(通信費は最大2年間無料。3年目以降は年額1050円)がある。3Gの回線はauを使用しており、どこでもつながりやすいだろう。

 一方、出版業界はアマゾンの電子書籍ストア「Kindle Store」が日本語コンテンツに参入するとの噂で持ちきりだ。大手出版社と水面下で話を進めており、年内にもサービスが開始されるとも言われている。となると、気になるのは専用端末『Kindle』の発売。現在、アメリカで予約殺到しているのが、カラー液晶とAndroidOSを搭載した『Kindle Fire』だ。
199ドルと『iPad 2』の半分以下のプライスで、年内に販売台数は500万台を突破するとも予想されている。これは、Androidタブレットの勢力図をも塗り替える破壊力だ。大量に売れることを見越して部品の調達コストを下げ、コンテンツの販売収入を鑑みて低価格で販売するこの手法は、アマゾンならでは。かつての0円ケータイのビジネスモデルをも彷彿(ほうふつ)させる。

 とはいえ、『Kindle Fire』には、カメラやマイクが搭載されていないなど、一般的なAndroidタブレットから省略されている機能もあり、純粋にタブレット端末として購入するには注意も必要だ。

201112060010000mt3.jpg さて、この特集のお題である「どっちが買い!?」だが、一般論で言うなら、どちらに読みたいコンテンツが多く用意されているかが判断の基準になる。「Reader Store」は約3万タイトルを有するが、「紀伊國屋書店Bookweb」にも対応。11月からは、楽天のストア「Raboo」のコンテンツも『Reader』で読めるようになる(当初はPC経由で購入することになるが、『Reader』本体からの購入も予定されている)。逆にパナソニックの「Raboo」専用端末『UT-PB1』も「Reader Store」に対応する予定だ。国内のストアは、連携が進んでいくはずだ。

 一方「Kindle Store」日本版のラインアップはまだ未定だが、『Kindle Fire』が発売されるとなると、何よりも安価なAndroidタブレットとして日本でもブレークすることは間違いないだろう。

取材・文/小口 覺

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