2012年2月7日より、
DIMEの公式サイト「Digital DIME(デジタルダイム)」は以下のサイトに変わりました。
新しいサイトの名称は「@DIME(アットダイム)」
新しいサイトのURLは、http://dime.jp/ となります。
引き続きご愛顧を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

@DIME (アットダイム)はこちら
TOP > 新製品 > スマホ! クローズアップ > 「2.X」系と「3.X」系は近く統合? Android OSはこれからこう変わる!

スマホ! クローズアップ 新製品

2011.06.21

「2.X」系と「3.X」系は近く統合? Android OSはこれからこう変わる!

担当:
DIME編集部

201106210010000mt.jpg スマートフォンは、OSのアップデートにより機能追加されたり、操作性や安全性が強化される。これは「iOS」「Android」「Windows Phone」いずれにも共通する。ただ日本ではアップデートに対する見解が大きく二分されている。ひとつはアップデートによる進化は少ないので意識する必要はないとの見方。もうひとつが最新版への対応を肯定的にとらえるものだ。
 なぜこんな話から始めるのかというと、今「Android」の新バージョンへの対応姿勢が携帯電話会社やメーカーによってバラバラだからだ。事実、アップデート以外の話を強調するグループとそれを苦々しく眺めているグループがある。「Android」の進化について触れるなら、この背景をふまえておく必要があると私は思う。

 これは「Android」と「iOS」を比べると、問題の本質が浮き彫りになってくる。『iPhone』の「iOS 4.3」の場合『iPhone 3GS/4』と『iPod touch』の第3&第4世代と『iPad』『iPad 2』がOSアップデートの対象となる。だが「Android」は前述のとおり、対応状況はマダラ模様。ちなみに『iPhone 3G』だけは「iOS 4.3」のアップデートの対象から外れているが、3年前の機種だと考えれば仕方がないかもしれない。

 だが「Android」は、昨年6月発売のau『IS01』、同7月発売のドコモ『LYNX(SH-10B)』(ともにシャープ製)が発売から1年も経っていないのにアップデート対応しないとしている。これは「Android」の黎明期ゆえの事象であることを差し引いても「Android 2.1」(コードネームはEclair。以下同)から「2.2」(Froyo)、「2.2」から「2.3」(Gingerbread)への対応が遅々としているのは明らかだ。

 そもそも同時期に発売されるもので「2.1」と「2.2」が混在すること自体が不思議なことだが、その理由はメーカーや携帯電話会社によって、技術力やGoogleとの関係性に差があるため、出遅れていると最新版が出せないという裏事情がある。さらに踏み込んでいうと、こうした事情をオブラートに包むため、別の付加機能を加えて体裁を整えているところがある。

 こうした状況を知っていただければ、最新OSの話もいかにスマートフォンにとって重要なことなのかおわかりいただけるはずだ。


●「2.X」系と「3.X」系を一本化し、よりパワフルに

 では、本題に入ろう。Googleは、先日行なわれた開発者向けのイベント『Google I/O 2011』で「Android 3.1」と「2.4」を紹介した。ご存じの方も多いと思うが「Android」には「3.X」系と「2.X」系の2種類がある。前者はタブレットなど大画面機器向けのもので、後者は前述の「2.1」(Eclair)、「2.2」(Froyo)、「2.3」(Gingerbread)など現在主流のもの。「2.4」のコードネームは「Ice Cream Sandwich」だ。

 今年2月に行なわれたイベントで前CEOのエリック・シュミットが「2.X」系と「3.X」系はいずれ統合するとコメントしたとおり、今回のイベントでは、それを裏づけるように「Ice Cream Sandwich」は携帯電話やタブレットなど様々な機器でこのOSが動くと紹介された。また「Google TV」(Googleが提供するテレビ連動型サービス、同サービス対応機器)にも「3.1」が搭載されることや、マルチタスクやウィジェット機能の拡張、音楽や映画レンタルサービスなどへの対応が明らかにされた。


●スマホ勃興期ならではの機種選びのポイントは?

 こうしたアップデートによる新機能は"インターネットのイノベーションをモバイルの世界で実現する"というGoogleのエンジニアたちの理想を具体的に示したもので、「他の携帯電話より5年先行」と謳って登場した『iPhone』よりも優れたスマートフォンは何かを真剣に考えた成果だという。

 今、スマートフォンは急速に普及している。このようなイノベーションが進んでいる時の機種選びは、付加機能よりも、基本性能に着目するほうが失敗は少ないはずだ。例を挙げると、「iモード」に代表されるインターネットサービスが普及し始めた時は、それまでのストレート型から折り畳み型への移行が進んだ。そして今、折り畳み型のフィーチャーフォンから、タッチパネル型のスマートフォンへの移行が加速している。このように携帯電話が"質的"な変化を遂げる時は、付加機能よりも使い方を根本から変える基本性能・基本機能を重視した機種選びがカギを握る。OSは、その基本性能と基本機能の根幹を成すもの。個人的にはそれが軽視されがちな現在の風潮にとても違和感を感じる。最終的に判断するのはユーザーの皆さんだが、ここで触れたような状況も頭の片隅に留めていただきたい。

取材・文/橋本 保

WRITER PROFILE

DIME編集部

早ミミも、本誌発も不問!
DIME編集部の面々が、あなたのもとへ惜しみなく情報発信します。

ページトップへ