2011.07.27
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担当:
小口覺
1か月ほど前、『DIME』副編集長のF氏に、「スマートフォンに詳しいんだから、もちろんウイルス対策ソフトは入れてるよね?」と聞かれたのだが、iPhoneにもAndroid(『GALAXY Tab』)にも、特段セキュリティ対策はとっていなかった。iPhoneに紛失時にリモートで場所検索する機能を設定しているぐらい。「ウイルスが恐くてライターができるかい!」的な間違った虚勢もなくはないのだが、実際いくつかのAndroid向け不正プログラムが登場してきており、かすかにリスクについて意識はしていた。さらに職業柄あやしげなアプリをいち早く試す機会もあるため、『GALAXY Tab』にセキュリティ対策ソフトを導入することにした。

インストールしたのは、トレンドマイクロの『ウイルスバスター モバイル for Android ベータ版』。ドコモ、au、ソフトバンクなど各キャリアのスマートフォンおよびタブレット端末に対応。2011年9月末まで無料で利用できる。
ダウンロードは「Androidマーケット」からおこなう(「ウイルスバスター」で検索すればすぐ見つかる)。
右上の「無料」をタップして、続く画面で「(受け入れ許可)OK」をタップ。自動的にダウンロードとインストールが完了する。
起動画面ではアップデートや各機能の状態、ライセンスの有効期限が確認できる。
「OK」をタップするとメインメニューの画面に移動する。
メインメニュー画面はシンプル。
主な機能は、いわゆるウイルスの感染を阻止する「不正プログラム対策」、危険なサイト・青少年に有害なサイトへのアクセスをブロックする「Web脅威対策」、迷惑電話・迷惑SMSをカットする「着信フィルタ/メールフィルタ」の3つだ。
「リアルタイム検索の有効化」にチェックを入れておけば、アプリのインストール時に自動的にスキャンし、不正プログラムの混入を阻止できる。
すでにインストールされたアプリなどは手動で検索が可能。
「Web脅威対策」の根幹となっているのが「Webレピュテーション」技術。ユーザーからもフィードバックされるデータベースにより、ウイルスを配布しているサイトやフィッシング詐欺サイトなどへのアクセスを未然に阻止してくれる。
判定レベルは、「低」「中」「高」の3段階、初期設定は「中」。
「中」であれば、普段アクセスするようなサイトが危険と判断されることは少ないはずだ。

本当に危険なサイトをブロックしてくれるのか? わざわざ危険なWebサイト(ウイルスを配布しているらしいサイト)を探し出してアクセスしようとしたところ、見事にブロックされた。なんだか嬉しい(笑)。
ちなみに、セキュリティ対策ソフトというと、パソコンでは速度が遅くなる、ほかのアプリが使えなくなるといったネガティブなイメージを持つ人も少なくないだろう。この『ウイルスバスター モバイル for Android ベータ版』については、そういう症状は出なかった。Androidの場合、パソコンの「常駐」の概念がなく、必要な時(アプリのインストールやWebアクセス)だけ動作するので、遅くなることはないのだ。もちろん、すべての端末やアプリで検証されているわけではない。そこで、無料のベータ版を使う意味が出てくるわけだ。9月にはスマートフォンの紛失や盗難時にGPSにより場所を特定する機能、リモート操作で端末をロック・初期化する機能も追加される製品版もリリースされる。ぜひ動作確認の意味でもベータ版を入れてみてはいかがだろうか。

WRITER PROFILE
小口覺
IT、家電、ガジェットからサブカル、ビジネスまでゆる~くカバーしているライター。本誌22号にて仏教ブーム特集(宮崎哲弥氏とみうらじゅん氏インタビュー)を担当。Twitter@oguyanでつぶやいてます。